SDカードフォーマッターでフォーマットする
SDカードフォーマッターでフォーマットする
SDカードは利用する前にフォーマットを行います。一度フォーマットした後にデータを入れてシステムをインストールすることで、自動的にパーテーションなども作られます。Raspberry Pi用に使っていたSDカードを再度フォーマットする場合も同様に行えます。
SDメモリカードフォーマッターのダウンロード
一度、PCやRaspberry Piで使ったSDカードに新規でOSをインストールしたり、バックアップを取るときだけでなく、新品のSDカードを購入して最初に使うときも、必ずRaspberry Pi公式サイトが推奨する“SDメモリカードフォーマッター”でフォーマットしておきましょう。 “SDメモリカードフォーマッター”は、SD Associationのサイトからダウンロードしてください。 ページの下の方にある2つの「ダウンロード」ボタンの内、「Windows用」をクリックします。
すると、「エンドユーザー使用許諾契約書」のページ(英語版のSD Memory Card Formatter END USER LICENSE AGREEMENT)が開くので、契約条項を確認した上で同意できれば、「同意します」ボタンをクリックします。
SDメモリカードフォーマッターのインストール
開いたフォルダで”SDメモリカードフォーマッター”のインスト―ラー”SD_CardFormatter*****Setup.exe”を探して、その上で右クリックし、「管理者として実行」を左クリックします。
すると、デスクトップが暗転して、「ユーザーアカウント制御」のダイアログボックスが現れるので、「はい」ボタンをクリックし、インストールを開始します。
続けて「SD Card Formatter – InstallShield Wizard」のダイアログボックスが現れるので、「次へ」ボタンをクリックします。
microSDカードのフォーマット
この状態で、カードスロットにmicroSDカードを挿入すると、「フォーマットしますか?」というダイアログボックスが現れますが、これは“SDメモリカードフォーマッター”のダイアログボックスではなくWindowsに装備された”フォーマッター”のものなので「キャンセル」ボタンをクリックしておきます。
(フォーマット済のmicroSDカードを挿入した場合は、このダイアログボックスは表示されません。)
Windowsのスタートボタンの上で右クリックして、現れたメニューから「ディスクの管理」を左クリックし、カードスロットに挿入したmicroSDカードのドライブレター(この場合は”N”)を確認しておきます。
挿入したmicroSDカードのデータ容量は16GBですが、「ディスクの管理」に表示された容量は、14.84GBでした。
「カードの選択」で、microSDカードのドライブ”N”が選択されていることを確認し、「フォーマットオプション」で”クイックフォーマット”のラジオボタンが選択された状態で「フォーマット」ボタンをクリックします。
「ボリュームラベル」には何が入力されていても、そのままでOKです。
以前のバージョンの”SDメモリカードフォーマッター”にあった「論理サイズ調整」のオプションはありません。
microSDカードの取り外し
microSDカードは、タスクバーのアイコン「エクスプローラー」の上でクリックして現れたメニューから更に「(N:)の取り出し」をクリックし、「(N:)はコンピューターから安全に取り外すことができます。」と表示されたことを確認してから、取り外します。
microSDカードのフォーマットができたら、【STEP-03】で最新OSのRaspbian Stretch with Desktopをダウンロードしましょう。
32GB以上のmicroSDカードを利用する場合には注意が必要です!
32GB以上のmicroSDカードを利用する場合はフォーマットの仕方に注意が必要です。
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