RaspberryPi に入れた Arduino を使って電子回路をコントロールしよう
前回の記事「第1回 RaspberryPiでArduino を学ぶ – Arduino IDEをインストール- 」では、RaspberryPi に Arduino IDE という開発環境をインストールして、標準搭載されているサンプルのプログラムを実行しました。
今回は、ブレッドボードとタクトスイッチ、LEDを追加して、スイッチボタンを押したらLEDが光るプログラムを試します。
Arduino(アルドュイーノ)はAVRマイコンを搭載し、入力・出力のポート(I/Oポート)を搭載したマイコンボードです。C言語に近いArduino言語でプログラムを作り、それをArduinoに書き込んで、I/Oポートに接続したセンサーやサ[…]
使う部品
RaspberryPi とArduino の他に必要な部品を用意します。
- LED 1個
- 抵抗 1本
- タクトスイッチ 1個
- ジャンパー線 3本
Fabshop のプロトタイプワークボードに、RaspberryPi と Arduino を取り付け、部品を配線します。

スケッチを書く
まずは、Arduino IDE にスケッチ(プログラム)を書きます。
Arduino IDE を起動して、ファイル>新規ファイル でスケッチを書いていきます。

RaspberryPi では日本語が表示されているのに、Arduino IDE のメニューが表示されない(日本語が表示されない)時は、日本語をインストールする必要があります。
こちらの記事を参考にしてみてください。
使い始めたばかりのラズベリーパイで日本語入力ができないで困ってしまう場合があります。ラズベリーパイで利用しているOSはRaspbian(ラズビアン)と呼ばれるもので、言語設定を日本語に設定しても日本語入力メソッドが元々インストールされていな[…]
配線
Arduino に、各部品を配線します。

プログラム実行
配線を終えたら、スケッチを書いて、検証してArduinoに書き込みます。
スイッチボタンを押している間、LEDが光ります。