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Raspbianを初めて起動したときは、このままOSの更新を実行して構わないのですが、更新によりカスタマイズした環境が維持できない場合もあるので、念の為【STEP-24】によるmicroSDカードのバックアップを取っておくことをお勧めします。

ファームウェアとカーネルモジュールの更新

先に、OS(Raspbian Stretch with Desktop)のファームウェアカーネルモジュールを更新します。

タスクバーの左から4番目のアイコンをクリックして「LXTerminal」を起動してください。

マウスカーソルを「LXTerminal」の画面に移動して、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

途中で、「ファームウェアが”4.9″から”4.14″にバージョンアップしますが、いくつかのドライバに互換性の問題が発生するかもしれないことに注意してください。(それでも) 続行しますか?」と聞かれるので、良ければ”y”キーを押します。

(ここでは、”y”キーを押しただけで次の処理が進行するので、「Enter」キーを押す必要はありません。)

処理が終了すると、「新しいバージョン”4.14.20-V7+”を有効化するには、再起動が必要です。」とメッセージが表示されるので、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

パッケージリストの更新

次に、OSを構成するパッケージのリストを最新のものに更新します。

再起動したら、もう一度「LXTerminal」を開いて次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

「アップグレードできるパッケージが126個あります。表示するには・・・」と表示されるので、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

「アップグレード可」のパッケージが次々に表示されます。

パッケージの更新

最新のパッケージ構成に基づいて「アップグレード可」のパッケージを更新すると共に、不要となったパッケージは削除します。

プロンプトが返ってきたら、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

途中で、「アップグレードするパッケージ:126個の他に、新規で 2個のパッケージをインストールすると、(418+30.2)MBのディスク容量が消費されますが、(それでも) 続行しますか?」と聞かれるので、良ければ、”y”キーを押し、(今度は)「Enter」キーを押します。

不要ファイルの削除

プロンプトが返ってきたら、更新が終了して不要となったファイルを削除する為、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

もう一度プロンプトが返ってきたら、再起動する為、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

再起動すると「information」画面が現れて「新しいバージョンとの互換性を確保するために、いくつかの設定ファイルが上書きされています。システムをカスタマイズした場合、変更の一部が失われている可能性があります。元の設定ファイルは~/oldconffilesディレクトリにバックアップされています。」というメッセージが表示されていました。ここはとりあえず「OK」ボタンをクリックしておきましょう。

バックアップされた元の設定ファイルの保存先

バックアップされた元の設定ファイルを確認する為、タスクバーの左から3番目のアイコンをクリックして「ファイルマネージャ」を起動します。

” ~ (チルダ) “はユーザーのホームディレクトリを指すので、「ファイルマネージャ」の左ペインで”/home/pi/oldconffiles”を開いたところ、何もありませんでした。

不要となったファイルを削除する為に入力したコマンド”sudo apt clean”のせいで削除されてしまったのでしょうか?

バックアップされた元の設定ファイルを残したい場合は、”sudo apt clean”を実行しない方がよいかもしれません。
但し、更新を元に戻す必要がなければ、気にしなくてもよさそうです。

これでOSの更新は終了ですが、新しいバージョンは今後も次々とリリースされるので、公式サイトの情報をチェックするようにしましょう。

次の【STEP-09】では、システムの設定を行います。

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