Pythonで書いたソースコードの実行の流れを実況中継してくれる初心者のための学習ツール「Thonny!」

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Pythonのソースコードを学ぼうとする初心者におすすめツール

Pythonのプログラミングを学ぶ際に、コードがどのような順番で進行していくのかは、プログラム初心者がソースコードを見てもなかなかわかりにくいものです。

逆にそのソースコードの実行されていく順番を実況中継してくれれば、コードがどのように動いていくのかがわかります。

ここでは、Pythonで書かれたコードがどのように動いていき、変数などがどのようになっていくかをステップごとに実況してくれる便利なコード作成の初心者向けツール「Thonny」を紹介します。

Pythonを学習したいと考えている人には超おすすめツールです。

公式サイトから無料でダウンロードできる。

ThonnyはWindowやMac、Linuxで使えます。それぞれのOSで利用できる最新のアプリケーションはこちらの公式サイトからダウンロードできます。Thonnyはエストニアの大学が開発したツールです。

Thonny公式サイトhttp://thonny.org/

Raspberry Piにはプリインストールされています。

ここではRaspberry PiにプリインストールされているThonnyを使って操作を見てみます。

「RaspberryPiメニュー」ー「プログラミング」ー「Thonny Python IDE」をクリックします。

起動するとThonnyの初期画面が表示されます。デフォルトでは大きく分けて2画面になっています。画面上部にソースコードを書いて、画面下のShellに結果が表示されます。

ここでは、ウインドウをさらに分割して、変数の変化も見れるようにするため「Variables」というウインドウを表示させます。

「View」ー「Variables」をクリックすれば、画面右側にVariablesの画面が表示されます。

Variablesを表示させておくと変数がどのように変化していくかを見ることができて便利です。

次に画面上部の「Debug current script」をクリックするとデバッグモードになり、コードを1行ずつ追っていくモードです。

デバックモードの状態で「Step into」をクリックしていくと、変数の変化やコード1行1行がどのように数値を処理していくかが見れます。

例えば下の図では、while 5>0 となっていて、通常なら while n>0となっているのですが、プログラム上で自分が設定した数値に置き換えて、その数値が変わっていく様を見ながら進められます。

以下の動画では、より詳しくその動作を見ることができます。