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【STEP-65】から始まった音楽再生最適化の追求は今回いよいよ、サーバー側のRaspbianにMPDをインストールすることで実現に近づきます。併せてMPDの設定と動作確認用のMPCを使った共有フォルダ内の音声ファイル再生についても紹介します。

MPDとMPCをインストールする

このコマンドで、MPDと動作確認用のMPCをインストールします。事前に”sudo apt update”しておいてもアーカイブが取得できないこともあるので、オプション”–fix-missing”を付けておきます。

sudo apt install -y mpd mpc --fix-missing

プロンプトが返ってきたら、不要ファイルを削除しておきます。

sudo apt clean

MPDの設定

ファイルマネージャを起動して「/etc」を開き、mpd.confを右クリックして出てくるメニューから「nano」を選択します。

現れた「GNU nano」画面でカーソルを下に送り、「music_directory 」の行全体を選択して右クリックして出てくるメニューから「コピー」を選択します。

次の行の行頭で右クリックして出てくるメニューから「貼り付け」を選択します。

“/var/lib/mpd/music”を音楽保存共有フォルダをマウントした”/mnt/mpd”で上書きします。

コピー元の行頭に”#”を入力してコメントアウトしておきます。

更にカーソルを下に送り、「log_file 」の行全体を選択して右クリックして出てくるメニューから「コピー」を選択します。

次の行の行頭で右クリックして出てくるメニューから「貼り付け」を選択します。

“/var/log/mpd/mpd.log”を”syslog”で上書きします。これでログの出力先がsyslogになります。

コピー元の行頭に”#”を入力してコメントアウトしておきます。

カーソルを下に送り、「bind_to_address 」の行頭に”#”を入力してコメントアウトします。

カーソルを下に送り、「log_level 」行頭の”#”を削除してアンコメントします。これでログ出力が最小限になります。

カーソルを下に送り、「# An example of an ALSA output*」の行頭に置きます。

LXTerminalを起動して、有効なオーディオデバイスを確認しておきます。

aplay -l

【STEP-86】でカーネルモジュールsnd_bcm2835を停止しているので、有効なハードウェアはUSBDACのカード番号が”1″、デバイス番号が”0″だけになっていました。

「type “alsa”」の2行下「#   device   “hw:0,0″」の行頭”#”を削除し、”hw:0,0″を確認したカード番号とデバイス番号の”hw:1,0″で上書きします。

次の「#   mixer_type   “hardware”」の行頭”#”を削除し、”hardware”を”none”で上書きします。ビットパーフェクト再生を実行するにはこの設定が必要です。

上書きしたら、(「Ctrl」+「O」) → (「Enter」) → (「Ctrl」+「X」)キーの順で保存して、再起動し設定を反映します。

ファイルマネージャ画面に戻って「/boot」を開き、cmdline.txtを右クリックして出てくるメニューから「nano」を選択します。

現れた「GNU nano」画面でカーソルを右に送り、行末に半角スペースを入力します。

mpd.confで設定したsyslogのログ出力抑制に駄目押しする為、行末に”quiet”を入力します。

quiet

MPCで共有フォルダの楽曲を再生する

設定を反映させる為、MPDをリスタートさせます。

sudo service mpd restart

リスタート後のMPDの状態を確認します。

sudo service mpd status

“active (running)”と表示されたので起動中のようです。「Q」キーで確認を終了します。

次のコマンドでMPDのデータベースを更新します。

mpc update

データベース内の全ての楽曲を表示します。

mpc listall

データベース内の全ての楽曲をプレイリストに追加します。

mpc ls | mpc add

できたプレイリストを表示します。

mpc playlist

楽曲データベースが全てのタグ情報を表示しているのに対し、プレイリストはアーティスト名と楽曲名だけで選曲しやすそうです。

プレイリストを再生します。

mpc play

プレイリストの1曲目から再生が始まりました。共有フォルダの音声ファイルがMPDサーバーに接続したUSBDACを通して再生されています。LXTerminalには”[playing]  #1/18   0.00/6.04   (0%)”と表示されていますが、再生が始まっても、この表示は変化しません。← 当たり前か?なら何故、表示するのか?

3行目に再生設定の一覧が表示されていますが、”volime:n/a”とあるようにMPDでは音量調整ができないので、タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックして出てくるメニューから「USB Device Settings…」を選択して現れる「Audio Device Settings」画面のスライドバーで調整します。

再生を止めるのはこのコマンドです。

mpc stop

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