【STEP-50】ブルーレイドライブを接続するなら、デスクトップにEjectボタンが必要

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以前の記事【 第2報 】で、タスクバー右端のEjectボタン(正しくはアプレットというそうです)をクリックするとドライブのふたを開けられると書きましたが、いつも動作するとは限らないようです。そこで今回は、【STEP-21】でインストールしたlxshortcutを使ってデスクトップにEjectボタン(正しくはショートカットですが)を作ってみました。

ドライブのふた開閉動作

ブルーレイドライブを空の状態でRaspberry Pi に接続しているときに、タスクバーのEjectボタンをクリックしてもデバイス(ドライブ)名がグレーアウトで表示されるだけでデバイス名の右にあるEjectマーク?はクリックすることもできません。

仕方がないので、LXTerminalを起動し、コマンドでドライブのふたを開けます。

eject

ブルーレイドライブにCDをセットしてふたを閉じると、「リムーバブルメディアの挿入」画面が現われるので、実行したい動作にAudaciousを選択し、「OK」ボタンをクリックします。

Audaciousが起動して再生が始まりますが、メニューバー下の「□」ボタンをクリックして停止します。

Windowsなら普通、アプリ内にEjectボタンがあるのですがAudaciousには見当たりません。タスクバーのEjectボタンをクリックしても表示はグレーアウトしたままで、ドライブ名右のEjectマークも無反応です。

やはりLXTerminalでコマンドを打つしかないのでしょうか?

eject

デスクトップにEjectボタン作成

ファイルマネージャを起動して左ペインでDesktopを選択し、メニューバーから「ツール」→「現在のフォルダでコマンドを実行する…」をクリックします。

「コマンドの実行」画面が現れるので、入力欄に”lxshortcut -o Eject.desktop”と入力して「OK」ボタンをクリックします。

「アプリケーションショートカット」画面が現れるので、項目「名前:」の入力欄に”Eject”、項目「コマンド:」の入力欄に”eject”と入力し、項目「端末エミュレータで実行」のチェックボックスにチェックを入れて、「アイコンの変更」ボタンをクリックします。

「アイコンの選択…」画面が現われますが、この中にはEjectのアイコンとして適当な画像がないので、「画像ファイル」のラジオボタンをクリックします。

ブラウザを起動して検索ページを開き、検索窓に”icon eject”と入力し、検索対象として画像を選択します。

検索結果からEjectボタンとして相応しいものをクリックします。

選択した画像のリンクが表示されるので、「表示」ボタンをクリックします。

選択した画像を掲載したサイトが表示されますが、画像サイズを選択できるようなので「64×64」をクリックします。

「Download PNG」ボタンをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードが終わるとブラウザ画面の下にダウンロードした画像のファイル名が表示されるので、「▼」をクリックして「フォルダを開く」を選択します。

ファイルマネージャがもうひとつ起動してDownloadsフォルダが開くので、メニューバー下の左から2番目、「View as thumbnails」をクリックします。

ダウンロードした画像ファイルがサムネイルで表示されます。

「アイコンの選択…」画面に戻って、左ペインで”pi”を選択します。

右ペインの”Downloads”をダブルクリックします。

ダウンロードした画像ファイルを選択して「OK」ボタンをクリックします。画面右には選択した画像のサムネイルが表示されるので確認しておきます。

デスクトップにできたEjectボタンをマウスで画面右上に移動します。

Ejectボタンがここにあれば、いちいちLXTerminalを起動してコマンドを打ち込まなくてもドライブのふたが開けられます。