Raspberry Pi でゲーム!数学的パズルゲームで2048タイルを作る!

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2048-QT

タイルを加算して2048タイルに行きつくか!?

2048は同じ数字のタイルを加算していき、最終的に2048のタイルを作れるかというゲームです。すでにオンラインやスマートフォンのアプリとしても登場しているこのアプリをラズベリーパイ上でも楽しむことができます。

まずはアプリをインストールしましょう。

ラズベリーパイメニューの中に「設定」がありますので、ここから「Add/Remove Software」を選択します。

2048-QT

次にウインドウが開いたらウインドウ左上の検索窓に「2048-qt」と入力しEnterキーを押します。すると2048のパッケージが右側に表示されますのでチェックを付けて画面右下の「OK」ボタンをクリックします。

2048-QT

2048は先ほど検索して出てきたソフトウェアパッケージをインストールするだけでは動作しないため、関連するパッケージや必要なソフトウェアも同時にインストールする旨が表示されますので「続行」をクリックします。

2048-QT

次に認証画面が表示されます。通常デフォルトではユーザーが「pi」になっているはずです。それに対応したパスワードを入力することでインストールが開始されます。(特に設定を変更していなければデフォルトのパスワードは「raspberry」となっているはずです。)パスワードを入力して「OK」をクリックします。

すると、パッケージのインストールが開始され、少し経つと画面の表示が全て消えます。

これでインストールは完了です。

早速使ってみよう!

では、アプリがインストールされたか確認し、起動してみます。アプリは「ラズベリーパイメニュー」をクリックして「ゲーム」の中にあります。2048-Qtと表示があればインストールされています。

2048-QT

これをクリックして起動すると以下のような画面が表示されます。2048というタイトルの下に「Join the numbers and get to the 2048 tile!」とあります。このゲームでは2048のタイルを作るのが目標ですが、なかなか難しいため、途中までのSCOREも表示されます。

ゲームのルールとやり方

非常にシンプルなゲームですが、とっても頭を使う数学パズルです。ゲームはタイルを上下左右に動かして同じ数字を合わせるとその数が「たし算」されて1つのタイルにまとまります。これをうまくつなげて2048のタイルを作っていきます。タイルを動かすにはキーボードの矢印キーを押して動かします。タイルを動かすと、4×4のマス目の中をタイルが移動し、一回移動すると新しいタイルが現れます。

例えば以下のような場合を見てください。

「4」と「2」のタイルがありますので、違う数字ですので、合わせることができませんので、とりあえず「↑」キーを押して上にタイルをずらします。

すると「4」のタイルはそれ以上上にいきません。「2」のタイルが上にスライドし、「2」と「4」の間に新しいタイルが現れました。この場合「2」と「2」が隣り合っているので、「←」キーを押してタイルを左にスライドさせると同じ数字ですので「4」になります。

「2」と「2」が足されて「4」のタイルが出来上がり、となりにあった「4」もスライドしてきます。そして新たに「2」のタイルが現れました。

この場合も「4」が同じ数字で隣り合っていますので、左または右矢印キーを押せば4が足されて「8」になります。

今回は「←」キーを押して左に寄せてみます。

今度は「8」のタイルが現れて、その下に「2」が残り遠くに「4」が現れました。

今回はどれも合わせることができないため、とりあえず「↑」で上にスライドさせておきます。

2048

「4」のタイルは上にスライドし、さらに下の方に「2」のタイルが現れました。

ここでは、左端にある「2」を移動させて右端の「2」の上にもってきて上にスライドさせることで「4」を作れます。

「4」のタイルは上にスライドして4+4で「8」のタイルを作ることができ、その次には「8」が一番上に2つ並ぶので右または左にスライドさせることで「16」のタイルを作ることができます。

このようにして、タイルを動かして続けていく事で、数字がどんどん大きくなっていきます。

最後には1024のタイルが2枚できて、その2つをうまく並べて合わせることができれば2048のタイルを完成させることができるということです。

これ以上動かせなくなってしまったらそこでゲームオーバーになります。「再試行」ボタンをクリックすれば、もう一度最初からチャレンジできます。

このゲームは足すときにどの方向に動かすかで勝敗が大きく変わってきます。

2048タイルは一筋縄ではいきませんので、試行錯誤しながらゴールを目指してみましょう!