この記事をシェアしよう!

【STEP-65】から始まった音楽保存再生の最適環境構築も、試行錯誤、紆余曲折の末にようやく第一段階と呼べるレベルに到達できました。当初は長くて5,6回の連載で終わるつもりでいましたが、必要なアプリやそれぞれに設定する項目が多く、これ程の長期連載になりました。その結果、各記事がシステム全体のどの部分に関わっているか分かりづらくなってしまったので、現状のMPDクライアント/サーバーシステムの仕様を一覧表にまとめてみました。

赤いところがこのシステムの肝となる部分でCantataの”Collection”と呼ばれる環境モード切替機能です。”Personal(ローカル)”環境下で、Asunder、EasyTAGなどのアプリによって保存したストレージ(HDD)の音声ファイルを音楽再生に最適化したMPDサーバーから音声出力するのが”mpd 1(ネットワーク)”環境です。MPDクライアントに接続した音楽保存ストレージをMPDサーバーと共有するのが黄色い部分のSambaで、ヘッドレス環境のMPDサーバーをクライアント側から操作できるようにするのが水色のVNCです。試行錯誤の結果がこの仕様なので、記事の設定に違いがある場合は後の記事を参考にしてください。

Cantataは”mpd 1″のようなネットワーク環境をいくつでも追加できるので、リビング、寝室、キッチンなど各部屋毎に最適化した専用のMPDサーバーを設置することが可能です。クライアント側もRaspberry Pi以外にスマホ、タブレット、PCなどにMPDクライアントをインストールすることで、共有ストレージの音声ファイルを各MPDサーバーから出力させることができます。

今後は、サーバーの音声出力をI2S接続のDACにしたり、OSもMPDサーバーに特化したOSに切り替えたりすることで、更に最適化を図っていきたいと思います。

この記事をシェアしよう!