【STEP-98】Rhythmboxの楽曲ファイルを格納する場所を変更して音楽CD作成

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MPDクライアント:Cantataのプレイリストから音楽CDを作成する方法については【STEP-72】で紹介しましたが、Cantataからプレイリストを取り込むアプリRhythmboxも音楽保存ストレージのマウント先変更に応じた設定が必要です。併せて、MPDサーバー/クライアント環境でのプレイリスト作成からCDの書き込み、整合性のチェックまでの作業を通しでおさらいしておきます。

作成するCDに収録する曲のプレイリストを作成する

前回【STEP-97】の続きでCantataの画面タイトルが”Cantata (mpd 1:MPDサーバー環境)”だったので、メニューバーから「Edit」→「Preferences」をクリックしてローカル環境に切替えます。

現れた「Configure」画面の項目「Collection:」の入力欄右の”▼”をクリックして”Personal:ローカル環境”を選択します。

項目「Collection:」が”Personal”になっていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。

「Cantata (Personal)」画面が開いたら、作成するCDに収録する曲を全て選択し、右クリックして出てくるメニューから「Add To Stored Playlist」→「New Playlist…」を選択します。

「Playlist Name」画面が現れるので、入力欄にプレイリスト名を入力して「OK」ボタンをクリックします。

サイドバーの「Playlists」をクリックします。

左ペインの「Stored Playlists」をクリックします。

左ペインにこれまでに作成したプレイリストが表示されたので、今回作成するCDのプレイリストの「+」をクリックしたら全ての曲にアルバムカバーが付いて展開されました。

Rhythmboxの楽曲ファイルを格納する場所を変更する

作成するCDのプレイリストを右クリックして出てくるメニューから「Custom Action」→「burn CD」を選択します。

するとRhythmboxが起動して、いきなり大音量でプレイリストが再生されるので、ツールバーの一時停止ボタンをクリックします。

するとRhythmboxが起動して、いきなり大音量でプレイリストが再生されるので、ツールバーの一時停止ボタンをクリックします。

画面右上の歯車アイコンをクリックして出てくるメニューから「設定」を選択します。

「Rhythmbox設定」画面が現れたら、タブ「ミュージック」をクリックし、項目「ライブラリの場所」の「参照」ボタンをクリックします。

「ライブラリの選択」画面が現れたら、サイドバーの「+ 他の場所」をクリックします。

右ペインの「コンピューター」をシングルクリックし、変更した音楽保存ストレージのマウント先の共有フォルダに設定を変更します。

右ペインの「mpd」をシングルクリックします。

右ペインの「music」を選択して「Open」ボタンをクリックします。

「Rhythmbox設定」画面に戻ったら、「Close」ボタンをクリックして閉じます。

Rhythmboxに取り込まれたプレイリストから音楽CDを作成

「Rhythmbox」画面に戻ったら、CantataからRhythmboxに取り込まれたプレイリストの収録曲を「Shift」キーを使って全て選択した状態で、右クリックして出てくるメニューから「キューに追加する」を選択します。

サイドバーの「再生キュー」をクリックすると選択した楽曲がに表示されました。

ここで空のCD-Rをドライブにセットすると、「リムーバブルメディアの挿入」画面が現れますが、「キャンセル」ボタンをクリックして閉じます。

「プレイリスト」ボタンをクリックして出てくるメニューから「音楽CDの作成…」を選択します。

Braseroが起動して「新しい音楽用ディスクのプロジェクト」が開いたら、画面右下の「書き込む」ボタンをクリックします。

「Brasero」画面が消えて、「ドライブのプロパティ」画面が現れるので、項目「書き込み速度」の”▼”をクリックして”4.0× (CD)”を選択します。

項目「オプション」でチェックの入っていない「書き込みが完了した後もディスクを開いたままにする」のチェックボックスにチェックを入れて「書き込む」ボタンをクリックします。

画面が「CDの書き込み」に変わって書き込みが始まります。

書き込みのあとでファイナライズが実行されます。

画面に「音楽CDの書き込みが完了しました」と表示が出たら、「閉じる」ボタンをクリックして閉じます。

「Brasero – 新しい音楽用ディスクのプロジェクト」画面に戻るので、メニューバーから「ツール」→「整合性のチェック」をクリックします。

「ディスクのチェック」画面が現れたら、「チェックの開始」ボタンをクリックします。

ディスクのチェックが終わったら、「閉じる」ボタンをクリックして閉じます。

一旦、ドライブからCDをイジェクトしてから蓋を閉じると、「リムーバブルメディアの挿入」画面が現れるので、”Audacious”を選択して「OK」ボタンをクリックします。

Audaciousが起動してCDの再生が始まることを確認します。