オープンワールドゲームOoliteの公式サイトに「最新のハードウェアを必要としないように設計されており、基本性能のために1GHzプロセッサ、1GBのRAM、およびOpen GL対応のグラフィックスカードのみを必要とします(より高い仕様が推奨されます)。」とあり、Raspberry Pi 3 Bのスペックは辛うじてこれを満足します。本稿は、Open GL有効化の手順からインストール、拡張パッケージ、基本操作までの紹介になります。
OpenGLを有効にする
FreeTennisはグラフィックスの負荷が高いアプリなので、インストールする前にあらかじめ、OpenGLを有効化しておきます。
タスクバーのLXTerminalアイコンをクリックして起動します。
次の画面では、1番上の「G1 GL (Full KMS) OpenGL desktop driver with full KMS」を選択します。他のものが選択されている場合は、「↓」キーで選択を変更します。
1番上の「G1 GL (Full KMS) OpenGL desktop driver with full KMS」が選択されていることを確認したら、「→」キーを押して「<了解>」を選択し、「Enter」キーを押します。
GPUメモリを増加する
Ooliteのインストール
開いた「Add / Remove Software」画面左上の検索枠に”oolite”と入力して「Enter」キーを押すと、しばらくして右ペインに検索結果が表示されます。右ペインの”space sim game, inspired by Elite”の下側のチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「OK」ボタンをクリックします。
「認証待ち」画面に続いて「認証」画面が現れるので、パスワード入力欄に【STEP-09】で設定したパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。特にパスワードを設定していない場合は、既定の”raspberry”を入力します。
すると、選択したパッケージのダウンロードとインストールが始まり、完了すると画面が閉じます。
Ooliteを起動して操作キー一覧表を確認しておく
「Keyboad Settings」画面に切替わり、操作キーの一覧が表示されます。上の3行をマスターすれば、宇宙船を操縦できます。覚えるまでは印刷して手元に置くか、別画面に表示したままでプレイする必要があります。「Space」キーを押すと、メニュー画面に戻ります。
ビギナー向けの拡張パッケージをインストールする
拡張パッケージ”Addons for Beginners”をインストールするには、追加でこれらのパッケージもインストールする必要があるそうなので、「Download all additional required packs」が選択されたまま「Enter」キーを押します。
宇宙船や装備のライブラリを見る
宇宙空間に飛び出してみた
ここでゲームオーバーです。「Space」キーを押して元の画面に戻ります。
そもそも、Ooliteは単なる宇宙船の操縦シュミレータなどではなく、宇宙船の司令官としての物資調達から戦略までを含む一種のサバイバルゲームなので、パイロット用リファレンスマニュアルを熟読した上でプレイするべきでした。
No comments!
There are no comments yet, but you can be first to comment this article.