Visual Studio Codeのver.1.32は、Raspbianでは未だ使えません!

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設定により、Raspbianのアップグレードに伴ってcode-oss(Visual Studio Code)もver.1.32にアップグレードされることがあります。その場合、Visual Studio Codeの画面がメニューバー以外、何も表示されなくなってしまいます。このバグは他のプラットフォームでも発生していて暫定対策がありますが、残念ながらRaspbianには適応されません。RaspbianのVisual Studio Codeは、修正バージョンがリリースされるまでver.1.29のままで運用してください。

ver.1.32のVisual Studio Codeでは、メニューバー以外、何も表示されません。表示されているメニューバーも全く機能していません。

sudo apt-get install code-oss=1.29.0-1539702286 -y --allow-downgrades

こうなっては仕方がないので、Visual Studio Codeをver.1.29にダウングレードします。

プロンプトが返ってきたら、いつものように不要ファイルを削除します。

sudo apt clean

念の為、再起動しておきます。

reboot

無事、Visual Studio Codeがver.1.29へダウングレードできました。表示も元通りです。

このバグが”fix”するまで、Visual Studio Codeのアップグレードを保留しておきます。

sudo apt-mark hold code-oss

修正バージョンがリリースされたら、このコマンドでアップグレードの保留を解除します。

sudo apt-mark unhold code-oss